花のように
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     4はじめに 重度の障害を持つ梓(十五歳)の「菜の花の旅」に続く2作目の作品が出来上がりました。 神楽坂での個展の作品に、この一年で作った詩を加えて、叔父の絵を挿絵にしました。 「花のように」は二年前に亡くなった、梓の祖母を描いたものです。幸せな一生でしたが、特に幸せを感じたのは、孫たちと過ごした日々であり、梓の言葉の一語一語が宝物でした。生きていれば、二冊の本の出版も誰よりも喜んだと思います。 昨年の「アズサブックス基金」の設立から、個展の開催、「花のように」の出版まで、菅家肇さんに多大なご支援をいただきましたことを、この場をお借りして御礼申し上げます。                「アズサブックス基金」代表  松田 美砂子

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