ボランティア募集

“いやこの人めっちゃ言いたいことあるじゃんって”
“あ、わかったっていう時のおもしろさ”
“ふだんの学校生活とかしててできないこと”

ボランティアの活動のようす

認定NPO法人こつこつは、障害がありしゃべることが難しい人も、適切な支援を得てそれぞれの想いを表現し、その人らしく充実した人生を送れる社会を目指しています。
想いに共感していただいて、活動をお手伝いしてくださるボランティアさんを大募集しています!

福祉や障害分野の経験がない方でも、人と人として出会いながら少しずつコミュニケーションを図っていけたら大丈夫ですので、まずはぜひ一度気軽にご参加いただけたら嬉しいです!

活動の様子

お願いしたい内容の例

イベントの運営(イベントごとに募集)

  • 会場の設営や片付け
  • 障害のある当事者メンバーのサポートや意思確認、コミュニケーション
  • 発言の記録、マイク回し、写真撮影 など

事務所/自宅での事務作業(継続的に関わってくださる方、随時)

  • 記録の整理
  • イベントの前後の準備
  • NPO運営に関わる事務作業 など

ボランティアさんの得意なことや取り組みたいことから、
お手伝いいただけるところをお願いしています。
その他でも関わっていただく中で、皆さんのお気持ちに沿う形で
ご一緒できることがあればとても嬉しいです。

ボランティア活動の様子2

大切にしたいこと

お互いに心地よく

ボランティアしてくださる皆さんも無理をせずに、やりたいこと/やりたくないこと、得意なこと/苦手なことなどを大切に関わっていただけたらと思います。気づいたことがあれば遠慮なくスタッフに教えてください。

自分の感じ方を大切に

まずは一度来ていただいて、感じたことをぜひ聴かせていただきたいです。皆さんの戸惑いや違和感、モヤモヤも分かち合いながら進めていきたいです。

人と人としての出会い

ボランティアしたいと思って関わってくださること、とても嬉しいです。こつこつでは便宜的に参加者/ボランティアという言葉を使いますが、立場は固定ではないので、ぜひ人と人として出会っていただけたら嬉しいです。

こつこつでのようす

募集の具体的なこと

対象

こつこつの想いに共感してくださる方ならどなたでも!
障害のある方と接するのが初めての方も大歓迎です。
学生さん、社会人の方、様々な年代の方にご参加いただいています(*^^*)

活動場所

イベント会場(東京都新宿区中心)
事務所(新宿区北新宿4-8-12/高田馬場駅徒歩16分、落合駅徒歩10分)

頻度

イベント(1-2回/月)ごとに単発のボランティアも募集していますが、ぜひ継続的に関わってくださるととても嬉しいです。
とはいえ、実際に来てみて感じることも多いと思いますので、一度お気軽にお問い合わせいただけたら嬉しいです。

活動にかかる費用

単発での活動の場合は交通費実費をご負担いただく形になりますが、ボランティア登録をしていただき継続的に関わってくださる場合は交通費(上限5,000円/日)、有償ボランティア謝金(半日1,000円/一日2,000円)をお支払いします。
翌月末にご指定の口座にお振込みします。

ボランティア参加の流れ

こちらのフォームからお申込み

Zoomにて説明会
当法人の紹介やボランティア内容の説明を30分ほどさせていただきます。
日時は個別に調整させていただきます。
ご相談の上、イベント当日の説明とさせていただくこともあります。

イベント2-3日前 当日のご案内
スケジュールや持ち物をメールでご連絡します。

イベント当日
わからないことがあれば遠慮なくスタッフに聞いてください。
ボランティア登録はご参加いただいた後に決めていただいて大丈夫です。
登録の場合は、交通経路や振込先の書類をご提出いただきます。

翌月末 ボランティア登録をした方にお支払い

保険

ボランティア活動中の保険としてふれあいサロン傷害保険、NPO総合活動保険に当法人で加入しております。

こつこつでのボランティアの様子

ボランティア参加者の声

大学生の方も社会人の方も
福祉を学んだりお仕事にされてる方もそうでない方も
こつこつにボランティアとして関わってくださっている5名の方に
きっかけや、活動を通して感じていることをインタビューさせていただきました!

・経済学部3年生のKさん
・特別支援学校教諭4年目のBさん
・九州からリモートで関わってくださっている社会人のМさん
・大学ボランティアセンター職員のTさん
・大学ボランティアセンター学生スタッフのEさん

ボランティアのきっかけ

・普段学ぶことと逆のことをできたら経験が深まるんじゃないかなと思って。
・自分もマイノリティ側になりがち。違う何かでマイノリティになっている人たちの気持ちも考えてみたい
・いろんな立場の人のことを知るためにボランティアでいろんな人と関わることをしたい

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僕が経済学部の学生で、経済の学問的なことに興味があって大学に入ったけど、一方で経済っていうお金の流れがあるようなところと、それだけで拾い切れないところがあるんじゃないかなと思って、普段学ぶことと逆のことをできたら経験が深まるんじゃないかなと思って。いろんな立場の人のことを知るためにボランティアでいろんな人と関わることをしたいと思いました。

僕もモヤモヤを抱えながら生きている方ではある気がする。何かと。
自分もそうなりがち、マイノリティ側になりがち。
違う何かでマイノリティになっている人たちの気持ちも考えてみたいっていう、見方の癖みたいなものはあって。

形がなさすぎて。対人支援じゃないですか、その人によって変わるみたいな。人間としても磨かれるなと思うところがおもしろい。理論があるけど、理論と実際にボランティアで関わってみると、理論だけやっても駄目じゃないみたいなギャップがあるなとかも当時思ってて、そういうのも深掘りたいと思った。

とにかくその方が考えていることを、しかも何か自分をわかってほしいというような、ということは、正しく認識、わかってもらえてないっていう気持ちがあったと思うんですけど、それに気がついたときに、それを気づいたのにも関わらず、何か相手の言い分っていうか、言いたいことを、知ってほしいって思ってることを、聞かないっていうことはフェアではないって感じました。

 

活動を通して感じたこと

・あ、わかったっていう時のおもしろさ
・なかなか自分と関われない人たちと関わりたいと思えるきっかけになった
・ほんとにこの人の言葉なんだなって

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こんなに言葉を持ってる方なんだっていう風にまず、思いました。なので、もしかしたら自分もできるかもしれない、通訳をしたいっていうよりはおもしろそう、文字盤を使って、一文字ずつ読み取っていくのができたらおもしろそうっていう感じでした。
言いたいことめっちゃあるじゃんって思ってた。目の前で、これめっちゃいいなって思いました。

最初はすごい緊張したし、どうやって関わっていいかわからなかったんですけど、でもサポートの方、親の方とかが、こういう風に関わればいいっていう風に教えてくれたので、そのまま受け入れることができた。なんとなく動いてるっていう風に感じ取れたので、少し対話ができた気がしました。

障害があってもやりたいこと言いたいことあるし、思い通りにならなかったらイライラするし、それが言葉にできないもどかしさってあるだろうなって思った。
普通に意見、なんか、当事者の人たちが普段どう思ってるかっていう、意見を知れたっていうのが、すごい私的には学びになった。

おもしろいからってけっこういいと思うんですよね。この方法も一つの言語みたいなものだと思うので、その感覚が面白いなと思う。
この方法をやってみるのってゲームみたい。伝言ゲームとか、背中に文字を書いてもらって何を書いたのかを当てるゲームとか、その延長線上にとらえると単純におもしろいものみたいになるのかな。
わかったときの、あ、わかったっていう時のおもしろさ。わからなかったらまたわかるように頑張ろうって思います。

本当にあの、心の深いところまで当事者の方に理解されたっていうのがあって、それはすごく嬉しかったです。大した話をしたわけじゃなかったですけれども、ほんとに、心の深いところまで理解していただいて、すごく私はそれまでの苦しみから解放されたというか。例えば今こうやって会話をしてますけども、自分の感情をセーブして話したりするじゃないですか。そうではなくて、その当事者の人と、心の底までわかって、わかりあえたっていうか、そういう感覚はほんとに初めてでした。

 

活動を通しての変化/ボランティアを続ける理由

・この人と仲良くなりたいなって思った
・本人の心が聞ける。接する上での前提っていうのをいただいた
・社会に出る時もこういうことがつながるんだなって

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街を歩いてて、重度の障害の方たまにいるけど自分から関わりにいかない、関わるきっかけを毎回もらってる。在宅の人もいっぱいいる、そういう人たちと、なかなか自分と関われない人たちと関わりたいと思えるきっかけになった。

通訳の練習はもっとしたい。それは別に自分が福祉領域に行きたいとかではないので、将来に使おうとか言う考えではなく、単純に話してみたいという感じですね。
この人と仲良くなりたいなって思ったら、話せる人とだったらもっと話す、同じような感じでもっとこつこつのメンバーさんと話してみたいなと思うので、そのために通訳もっとうまくなれたらと思います。

こつこつで、自分では言葉を発することができない方でも方法さえあれば伝えられる言葉をもっていて、それぞれの考えを持っているって知ったので、それから、見た目にはわからないような方でも、いろんなこと考えてるのかもしれないな、自分の話してることに対して感じてくれてるんだろうなって思うと、言い方があれですけど、ひとりの人として、敬意をもって接することができるようになったっていうのが、よい影響でした。

相手が考えていることを見抜く力っていうか、感じとる力が、言葉で武装できる私たちよりも鋭いものを持っていらっしゃるんじゃないかなっていうふうに感じたことはあります。
自分を正されるっていうか、そういう風に思います。

自分がその、言葉を出せないことの、大変さっていうのは、直接はわからないんですけども、普通にしゃべる人でももっとうまく伝えられたらいいのにというもどかしさみたいなものを感じることはあるじゃないですか。
自分の言葉で伝えたいんだけどなかなか伝えられないっていう気持ちはわかるかもしれない。
それが発話が難しい方になるとなおさらだろうなっていうのは想像はできるので、なるべく自分のできることで、手伝えるようになりたいなっていう風にはいま思っています。

こつこつと出会ったから今の仕事がある。重度の方でも自分に合う表出方法が、絶対何かしらあるっていう前提で関わるか関わらないかでこちらの幅が広がる。いろんな方法で試して、すり合わせながらコミュニケーションをとるのでは全然違う。本人の心が聞ける。接する上での前提っていうのをいただいた感じ。

こつこつに来てる人たちあったかいなってなるんですよね。
大変なことがある中でも、支え合ってって簡単に言っていいのかわからないけど、メンバーさんメンバーさんの親御さんも支え合って生活しているのでそういう、信頼、信頼関係を、僕たちもこつこつの場で見せていただいて、そういうところにあたたかさを感じるのかなって思います。

シンプルにこつこつのメンバーがすごい好き、ずっとつながってたい、そのためにはコミュニケーションって人間同士だから必須だから、こっちが上達すればできるならやりたい。

日常生活で困難を抱えながら暮らしている方々なので、その分いろんな経験積んでいるからこそあたたかい方たちだなと思っています。メンバーのご家族さんとかですね。その雰囲気がよくて来ているっていうのもあります。

 

活動を通して/活動の先に願っていること

・それぞれの意思があるっていうことをわかってほしい、障害がある方も意思があるっていうことをわかってほしい。
・みんなが言葉を持っているっていうのが、常識としてとらえられるような世の中になっていけばいいな
・障害のある人も、偏見なく当たり前のように外に出て生活している状態。

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みんなが言葉を持っているっていうのが、一般常識みたいな、常識としてとらえられるような世の中になっていけばいいなって思います。

好きなことを仕事に結び付けられる人を自分のそばから増やしていきたいなっていう願いがあります。
ほんとの意味での共生社会をつくりたい。街に行って、普通に行きかう人どうしで、障害があろうがなかろうが、交流が当たり前に生まれている状態。

全然僕たち、社会の側がわかってなかったんだっていう風に思っていて、こつこつのメンバーみたいに自分で発信することが難しい方の意見って全然聞いてもらえないと思ったので、なにかもっとこう、それぞれの意思があるっていうことをわかってほしい。
障害がある方も意思があるっていうことをわかってほしい。

誰もが同じように平等に意見が言えて、いわゆる共生社会って今言われてますけど、みんな同じなんだよっていうのが普通にできるような社会になったらいいかな。まず知るっていうことがすごく大事だと思うので、そういう人とはこういう風にすればコミュニケーションができるんだよとか、こんな風に思っていることがあるんだよっていうことも、知ってもらう機会を作るっていうのがまず私の役目かなと思って。

大学の時にこつこつと出会って、ほんとにこの人の言葉なんだなっていうのを信じられたからこそ、この方法は嘘ではないし、若手の人、大学生とか、社会に出てすぐの人とか、そういう人たちがこの方法、こつこつと出会って、おもしろいからでいい、成功体験を積んで、こういう人たちが増えていけたらいいなって思います。

自立できる人を増やしたいし、働ける人、好きなことをして働く権利は誰にでもある重度のハンデがあっても当たり前のように実現できる社会にしたい。

ボランティアしてて、いいなと思うことは、やっぱり普段の学校生活とかしててできないことをやらせてもらうってことがいいなと思って、だから、そういうやったことないことを経験しておくことで、社会に出る時もこういうことがつながるんだなっていう風にどんどん、いろんなことをつなげられたらいいなっていう風に。

協力/連携いただいている学校/団体 ※敬称略、順不同

  • 成蹊大学ボランティア支援センター
  • 学校法人 日本教育財団 首都医校
  • 慶應義塾大学ボランティアサークル ライチウス会
  • 早稲田大学ボランティアサークル 積木の会(現在は解散、卒業生が多く関わっています)

いつもこつこつの活動にご理解・ご協力をいただきありがとうございます。
もちろん団体でなくても、個人として応募して関わってくださっている学生さんも多くいらっしゃいます!

各SNSでも私たちの活動をお知らせしています

協賛企業一覧

協力

写真撮影
まなざすひと(http://manazasuhito.strikingly.com/)
ロゴデザイン
木村里奈さん(東京造形大学グラフィックデザイン専攻出身)

みなさまのご参加・ご支援をお待ちしております

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