第7回〈当事者研究〉を開催しました!

2022年4月23日()7回目となる当事者研究を開催しました。会場とオンラインのハイブリッド形式で行い、総勢34名が参加しました。

当事者研究とは

当事者研究とは、生きている中で出会う苦労や困りごとなどを、自分自身で研究する方法です。 

今回、こつこつで行ったように、似たような困りごとをもつ仲間とともに研究することで、課題へのより深い理解につながります。

仲間とともに進める研究の場では、“似ているようで違う” “違うようで似ている”という『違い』を大切にし、違いを尊重し合うことが研究を進める大きなヒントになります。

また、仲間とともに行う研究の場での学びをもとに、個人で探求を進めることも大切です。

互いの経験や考えなどを共有し合う中で得た新たな発見をもとに、個人の課題と再度向き合うことで、自己の課題解決に前進することができます。

当事者研究の様子

第7回当事者研究のファシリテーターは、こまば当事者研究会の水谷みつる氏。

はじめに、事前に挙げられた6つのテーマから取り上げたいテーマを2つ選び、雑談形式で話し合いました。

今回メンバーが選んだテーマは、身体についてと世界や災害についてでした。

身体については、障害による生活上の困難さやその解決策、体調面や年齢による変化など、時間いっぱい意見を出し合いました。

また、世界や災害については、ウクライナでの戦争に対する思いや自分たちにできる支援について話し合ったほか、東日本大震災での経験と防災について共有しました。

1つの話題から会話がどんどん広がっていき、あっという間の2時間でした。

似ているような悩みや不安でも、実際に話してみるとメンバー間で少しずつ違いが見られ、新しい発見がたくさんありました。

参加者の感想

参加されたメンバーやその保護者、支援者からたくさんのご感想をいただきました。

一部を抜粋して紹介します。

”みんなの意見を聞いて、みんなも同じなんだと思えたことが良かった。”

”自分にも当てはまるかもしれないとか、全く違うことがこんなにもあるのだと感じた。”

”研究テーマを考えるところから、「自分はどうしたいか・どう思うか」と研究が始まっていた。”

”人と思いを伝えあうことの素晴らしさ・温かさを再認識した。”

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協賛企業一覧

協力

写真撮影
まなざすひと(http://manazasuhito.strikingly.com/)
ロゴデザイン
木村里奈さん(東京造形大学グラフィックデザイン専攻出身)

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