シュンペイさん 家族へのインタビュー

Q. この方法(Facilitated Communicationや筆談など)を知ったきっかけは何でしたか?
A. 通っていた特別支援学校の招きで國學院大学の先生が学校にいらして、個別指導を受けたことで知りました。

Q. どうして、このコミュニケーション方法を信じましたか?信用するきっかけになった具体的なエピソード(当事者でしかわからないことが、筆談や文字盤で分かった的な例があれば)がありましたら、教えてください。
A. 本人の表情。その時、特に目の表情に輝きと生気が漲っていたから。

Q. なぜ自分でこのコミュニケーション方法をやってみようと思いましたか?
A. 子どもの気持ちを知りたい…話しが出来たらどんなに楽しいだろう…とずっと願っていたので、夢のような現実を目の当たりにして、先生が出来るなら私だって出来るはず…と思ったことで、やる気になりました。

Q. 実際にやってみて、当事者との関係がどう変わりましたか?また、あなた自身は、当事者を見る目が変わりましたか?
A. 当たり前のことですが、親の意思ではなく、本人の意思をより尊重する生活にシフトしたこと。本人から具体的に考えを聞いて、意外性に驚いたり、共感したり、悩んだり、ケンカをしたり、子どもとのやり取りにより日常生活に幸福感を感じることが増えました。外出先は、年齢相応の場所に。本選びから服装に至るまで、本人の意思で選択する生活に変わり、地下(表現出来なかった頃)から地上て生活出来るようになって嬉しいと聞き、コミュニケーション手段を持つことの意味を深く考えました。

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まなざすひと(http://manazasuhito.strikingly.com/)
ロゴデザイン
木村里奈さん(東京造形大学グラフィックデザイン専攻出身)

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